現在進行中のプロジェクト 植林

   

1.病気や怪我のため入院中の野生のコアラのためのユーカリ植林活動

病気や怪我のため野生動物病院に運ばれてくる野生のコアラの数は、AJWCEFの協力施設であるクイーンズランド州立モギルコアラ病院だけでも年間約 1300頭に達す ることもあります。入院期間は動物の状況により数日から数ヶ月とさまざまです。これらのコアラたちは野生動物病院で治療やリハビリを受け、回復したものは自然に戻されます。 この入院中で重要な事の一つは、コアラたちの好む種類のユーカリの新鮮な新芽を毎日欠かさず与えることです。コアラはとても餌に敏感な動物で、ユーカリの葉が古かったり、好みの種類でないときは口を付けようとしません。よってユーカリの葉の採取担当のレンジャー達は、片道300Kmも離れた地域へ採取に出かけることもしばしばです。また、新鮮な新芽を採取するため、病気のコアラ1頭を一年間入院させるにはユーカリの木が約1,500本も必要といわれています。

ユーカリ

ユーカリ

プレンヴェイル小学校の校庭での植樹

プレンヴェイル小学校の校庭での植樹


AJWCEFはこれらのコアラたちのために”ユーカリの植林活動”を2010年8月より開始いたしました。 これはAJWCEF, クイーンズランド州環 境資源管理局コアラ管理部門、そして地域の学校の共同プロジェクトであり、第一回目として2010年8月にクイーンズランド州ブリズベン市のプレンヴェイ ル小学校の校庭に約90本のユーカリの木を植林しました。 普段は小学校の学生がこれらの木の世話を行い、3年後にはコアラのための新芽が採取できるようになります。 この学校はモギルコアラ病院から車で10分ほどの距離にあり、採取にはとても便利です。また、日本から野生動物スタディーツアーでモギルコアラ病院を訪れた学生の皆様や、AJWCEFトレーニングコースに参加されました方々も、この植林活動にご参加頂いております。

日本獣医生命科学大学スタディツアーの学生たちと、プレンヴェイル小学校生の共同植樹

日本獣医生命科学大学スタディツアーの学生たちと、プレンヴェイル小学校生の共同植樹

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