ブリスベンの野生動物ケアラーの家から3匹のコアラの赤ちゃんが盗まれた 2017/9/29

      2017/09/29

『Three baby koalas stolen from carer's home in Brisbane』(英文PDF)
The Guardian 2017年4月15日

担当者:Kou

《要約》

補助の食事と薬を必要とする3匹のコアラの赤ちゃんは、もし野生に返された場合生き残れはしないだろう。 警察はブリスベン近くの家から盗まれた3匹のコアラの赤ちゃんを確保するように大衆に求めている。 約14か月の3匹のコアラはオーミストンにある野生動物ケアラー(訳注:特別な免許を持ち、野生動物の孤児を自宅でケアをするボランティア)の家から木曜日(4月13日)の午後9時から金曜日(4月14日)の午前6時の間に連れ去られた。 クイーンズランド警察は補助の食事と薬を必要とし、他の動物や車に攻撃されやすいコアラを見つけるための緊急の援助を必要としている。 彼らはもし野生に返された場合生き残れはしないだろう。 コアラの赤ちゃんについて何らかの情報を手に入れた人はRSPCA(王立動物虐待防止教会)に連絡、もしくは最寄りの警察に情報提供を強く求められている。

感想

オーストラリアでは日本と違いケアラーに野生復帰前の負傷動物や迷子の子供をケアラーの家に世話を委任するということが積極的に行われており、効率的に野生動物の保護が行われている。しかし、今回の事件ではこのことが裏目に出た結果であるといえるだろう。オーストラリアではケアラーへの教育はしっかりと行われている。しかし今回の事件では防犯についての課題が浮き彫りになった。今回の犯人がどのような目的でコアラの盗難を行ったのかは不明であるが今後ケアラーの防犯意識の向上が必要となるであろう。また、記事には書いてないがこのケアラーは同時期に10匹のコアラの保護を行っていたという情報もあり、防犯意識の向上とともにケアラーの動物の管理の徹底が必要になると考えられる。

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