猫と犬が野生動物に危害を加える 2014/8/28

      2016/05/18

Courier Mail 2013年10月8日

『Cats and dogs wreak havoc on wildlife』

"猫と犬が野生動物に危害を加える" (英文PDF)

担当者:Sumika

《要約》

この三週間のみで、100以上もの野生動物がワコールにあるRSPCA(王立動物虐待防止協会)のクイーンズランド野生動物病院に持ち込まれた。

複数のコアラを含む何頭かの動物は、犬の攻撃によって内臓が破壊していた。また、残りの動物は、ネコのひっかき傷によって深刻な感染症に罹っていた。
"多くの人が主な攻撃は猫によるものと考えていますが、そうではありません。犬も同じだけ野生動物に危害を与えるのです。"と野生動物専門のTania Bishop獣医師は述べた。

"犬はただ野生動物を捕えるだけでなく、引き裂き、振り回します。それが多くの内臓損傷を引き起こします。"

犬はヘビ、blue tongue lizard(アオジタトカゲ)、ポッサムやコアラといった大型動物を攻撃する傾向があり、一方、猫は鳥や有袋類、赤ちゃんのポッサムといった小型の種を捕食する。

毎年この動物病院に持ち込まれる4000以上もの野生動物のうち、ほとんどが飼育動物による攻撃かひき逃げ事故の被害者である。

"この時期が毎年特に酷い攻撃のある時期になります。というのも、多くの野生動物が出産する時期だからです"とBishopさんは言う。

彼女はペットの飼い主たちに対して、特に夜間は猫や犬を家から出さないようにと主張した。

"都市化によって野生動物と住宅地がより近くなった為、責任のあるペットオーナーシップが不可欠です"

"生息地が破壊され、人間がコアラの近くに住むようになるにつれて、攻撃は本当に大きな問題となってきています。"

"新しい開発は全てを平地にしてしまう傾向があり、固有の野生動物が住める場所を残しません。そして野生動物に住宅地に住むように強制するのです。"

【感想】

私がトレーニングコースに参加させていただいた時にも丁度、飼い犬に攻撃されて傷ついてしまったコアラが、コアラ病院に運ばれてきて亡くなってしまいました。このコアラの傷はとても大きく、腹部を深く何か所も引っかかれた跡に加えて、噛みつかれた時に牙が深く刺さった跡があったのをよく覚えています。この牙がコアラの肺に刺さってしまったことが致命傷となってしまいました。
普段可愛がっているペットが、まさか野生動物にこのような危害を加えてしまうとは想像がつかないと思います。しかしペットはただ興味本位で野生動物に近づいているだけなのです。野生動物たちも本来の生活をするためにただ生息地を移動しているだけです。このように野生動物とペットが同じ環境で生活せざるを得なくなってしまった原因は私たちにありますが、未だにこのような都市化への開発は続いています。どうか、これ以上野生動物たちが安心して生活できる場所を奪わないで欲しい、そして、ペットの飼い主には私のように実際の被害を一度目で見てもらいたい、と強く思います。

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