体に矢の刺さったオオトカゲ発見、1週間で3例目の動物 2016/6/22

      2016/07/11

The Sunday Morning Herald 2016年1月14日

『Goanna found with arrow in body is third animal to be shot in a week』(英文PDF)

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担当者:T.I

《要約》

水曜日午後、マッコリー湖(Lake Macquarie)にて体に矢の刺さったオオトカゲが、生死をさまよっているところを発見された。今週この地域における三例目の犠牲者となった。
怪我をした動物は水曜日、ウィー ポイント、ララピンタ ドライブ(Larapinta Drive, Wyee Point)のファイヤートレール(人為的に作られた山火事管理のための小道)の脇にて、一般人によって発見された。

警察と王立動物虐待防止協会(RSPCA)の検査官はそのオオトカゲを木の上に発見し、地元の消防局(Wyee Point Rural Fire Service)の助けをもらいオオトカゲを捕獲、そして専門の獣医のもとへ連れて行った。

最初の調査は、オオトカゲは体に矢が刺さった状態で数日過ごしていたかもしれないことを示唆した。

フェイスブックの中で、地元の消防局(Wyee Point Rural Fire Service)は「動物虐待」に対して反対し、王立動物虐待防止協会(RSPCA)とニューサウスウェルズ州警察(NSW Police)が矢で怪我をしたレースオオトカゲ(lace monitor[goanna])を回復させるのを助けたと述べた。

「カンガルーの幼獣が日曜日にウィー ポイント パーク(Wyee Point Park)で矢に刺され、別の大人のカンガルーが今朝[水曜日]殺された今、これらの殺しは止まらなければならない。」

「私たちは地域住民に、警戒し、いかなる疑わしい行動もただちに警察に報告するようにお願いした。」

「もし警察がこの残酷な攻撃の責任者を探す手がかりとなる、どんな情報でも得られたら、早急に地域の警察局もしくは、クライム ストッパーズ(Crime Stoppers)に連絡を取ってください。」

フェイスブックの掲載にコメントした一般市民たちは、動物虐待のショックを綴った。

「この非人道的な人を早く見つけることを切実に望みます。」キム エバンス プレイシー(Kim Evans Pracy)さんは語った。

マシュー ハンズ(Mathew Hands)さんのコメントでは、「僕の想像からすると、幼い子がクリスマスにコンパウンドボウと矢のセットを受け取ったのではないだろうか。そしてその子の両親はここでシェアされている写真から誰がやったのか気づいていても、何もしないのではないかと思う。」と語った。

ニューサウスウェールズ州、王立動物虐待防止協会(RSPCA)の検査官グレム ダイモンド(Graeme Dymond)氏は誰かがクリスマスに弓と矢を受け取り、ゆっくり動く動物を標的として利用しているのかもしれないと同意した。

「(訳注:カンガルーの)まだ袋にいる時期の幼獣は子どもの遊び場で死んでいるのを発見された。そして大人のオオカンガルーは安楽死させられた。」と彼は言った。

「オオトカゲは矢が右脚から、ちょうど胸腔まで貫通していた。獣医によって治療された後、野生動物ケアラーとともに戻って行った。」

ダイモンド(Dymond)氏は(怪我をした)オオトカゲの今後の見通しは良好だが、最近の相次ぐ攻撃にショックを表した。

「全ては森林地帯の中で起こっている。マッコリー湖(Lake Macquarie)に接しているのは大きなブッシュ(森林)エリアで、そのためセキュリティーを置くことも監視する人を置くこともできない。」と言った。

「地域住民たちと話した。この件はフェイスブック中に広がっている。現段階では、何かを知っているという人が出てくるのを待つしかない。」

写真
① 調査は、オオトカゲが数日間矢を運んでいたかもしれないこと指摘する。写真:Wyee Point Rural Fire Service
② 専門獣医クリニックにて治療を受けている、怪我をしたオオトカゲ。写真:ジェイムス コーニーさん/フェイスブック
③ 矢が体を貫通していたオオトカゲの傷。写真:Wyee Point Rural Fire Service

<感想>

このように高頻度で痛ましい事件が起こったことに衝撃を受けた。同時に、日本でも昨年カモに矢が刺さっていたといった痛ましい事件があったことも思い出した。このような事件は残酷で、全く倫理的でないだけでなく、外れた矢が人に刺さる可能性や、人が標的になるかもしれないという危険性も帯びていると思う。記事にあるように、このような行為は、地域住民の協力のもと早急に阻止されなければならない。

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