アオウミガメにとってオスを見つけるのは容易ではない。2018/8/7

   

『It's not easy being a green turtle looking for Mr right on the reef』(英文PDF)

Courier Mail 2018年1月9日
文:CHRIS HONNERY

担当者:Yoshiaki
≪要約≫

アオウミガメは絶滅してしまうかもしれない。この爬虫類は99パーセントがメスで生まれてくると、研究が明かしているように。

グレートバリアリーフの北側での気温上昇がその現象を引き起こしており、オーストラリア・アメリカの科学者たちは次のように警告している。「もしその傾向が続けば、オスのアオウミガメが不足し、絶滅に至るだろう。」と。

南側の礁は、世界中でも多数のアオウミガメにとっての生育地で、今日 ”Current Biology” で発表された論文は、新しい管理戦略を呼びかけている。

研究者たちはこう言った。「メスのカメが増加するのを減らすため、クイーンズランド沿岸に沿ったアオウミガメの繁殖地ではより低い孵化温度が必要だった。」と。

生まれたてのウミガメの性別は、砂の中に産んだ卵の孵化温度によって決定され、気温が上昇するにつれてメスの割合が上がる。

その研究は、より涼しい南側の礁ではアオウミガメの65から69パーセントがメスであることを発見した。一方で、驚くべきことに、より暖かい北側の礁では87から99.8パーセントがメスであった。

「これらの結果は、(北側の礁の)繁殖地ではほとんどオスが生まれてこないように、上昇した砂の温度が(北側の礁の)集団の性別比に影響を及ぼしている、ということを示している。」と研究者たちは書いた。

「私たちの研究は、地元のアオウミガメが環境の変化に適応できるよう後押しするために、重要な繁殖地での孵化温度を低くすることを目標とした、即刻の管理戦略の必要性を強調している。」

その研究はまた、海面上昇・異常気象・生息地の温暖化によって、孵化したてのアオウミガメの生存割合がすでに低くなっていることを発見した。

感想
近年、アオウミガメの生態系が徐々に変化してしまった背景を、科学的に知ることができました。そして、その生態系を維持していくために、協力して正しい対策を講じることが大切だと思いました。

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