危機に瀕し、なんとか踏ん張りぶら下がっているだけのコアラたち 2018/4/3

      2018/04/03

『Koalas just hanging on』(英文PDF)(英文PDF その2)
Courier Mail 2017年11月24日

担当者:Yoshiaki

≪要約≫
副題 : Tree clearing is wiping out species(森林伐採は、種を消すことだ)

過去4年間、クイーンズランドで、大規模な森林伐採によって、5千匹以上のコアラが殺されていると、新しい研究が明らかにした。
ちょうど今発表されたWWF(世界自然保護基金)の簡潔な報告書では、州のいたるところで、森林伐採によって、2012年から2016年の間に、少なくとも5,184匹ものコアラが殺されていると報告された。

コアラの死亡数は、2010-11年は503匹だったのが、生息地の減少によって2015-16年には1,796匹まで上昇している。

RSPCA Queensland(王立動物虐待防止協会クイーンズランド州支部)のCEOであるMark Townend氏によると、森林伐採の結果、州のいたるところの野生動物病院は、各年、何千もの負傷して苦しんでいる動物を扱っているという。「私たちは、無制限の野生動物の生息地の破壊を目にしており、それを止めなければいけません」とTownend氏は言った。

「そのたくさんの、彼らの森を破壊することで発生する、野生動物の苦しみ、損害と無駄な死の大部分は隠されていますが、それはクイーンズランドの最大の、動物福祉の危機です」

クイーンズランド州東南部では、(コアラは)自然死よりも、自動車・捕食者・残っている森における窮乏による死の方が高いと報告されている。

WWF‐オーストラリアのCEOであるDermot O’Gorman氏はクイーンズランド州政府に、クイーンズランドのコアラの総数を減らさないために、もっと取り組むよう訴えている。

「これは、クイーンズランド州で絶滅危急種としてリストされている種にとって、壊滅的な損失です。また、ブリスベン周辺の(コアラの)個体数は、20年未満のうちに50‐80パーセントまで落ちている」と彼は言った。「それは国家的な悲劇であり、国際的な恥でしょう」

「以前のクイーンズランド州政府による、環境法へのダメージが改善されずそのままである限り、コアラの死は増え続けるでしょう」
水曜日の夜、ブリスベンのCBD(中心市街地)にあるネクスト・ホテルで、コアラの投影画が展示された。コアラの数が激減してしまったことを強調するためだ。

感想
森林伐採によって、オーストラリアのコアラの数がこれほど減ってしまったということには、驚きました。その結果、野生動物病院への影響も大きくなってしまい、そして動物たちの生活も脅かされていると思いました。しかし、ネクスト・ホテルの例のように、様々な工夫でそれを社会に知らせるということも大事だと感じました。そして、なぜ森林伐採がこれほど行われてしまったのかということも考えてみたいです。

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