コアラ・キラーズ:‘茶番’とレッテルが貼られた政策 2017/3/21

      2017/03/21

『Koala killers:Policy labelled a ‘farce’』(英文PDF)
Courier Mail 2016年10月5日

担当者:Togy94

《要約》

資格を持たない“コアラスポッターたち”によってクイーンズランド州のコアラの生息数が激減している
複数の専門家が警告している。

(訳注:コアラ保護に関する複数の)支援グループは、 “コアラスポッター”を、コアラの生息地でのコアラの発見、もしくは動物相調査の実施経験がある人物と定義しているNature Conservation (Koala) Plan 2006という法令の中の滑稽な政策の見直しを州政府に要請した。

コアラスポッターたちは、コアラの生息地の伐採を承認することが出来る。

コアラ支援グループは、この甘い資格に“絶望“していると言っており、コアラ専門家であるJon Hanger博士は、この政策はせいぜい形だけのものだと言った。

コアラスポッターもしくはキャッチャーの産業は、まったく無秩序だと博士は言った。数十万頭のコアラが、これのせいで殺されてきたと言えるだろう。このシステムは、救いようが無いほど不適切である。

Hanger博士は、コアラスポッターの利用は状況によっても異なると言った。
常識では、全ての開発にスポッターが必要とされるべきだが、西部での農業目的の開発にはコアラスポッターを必要としない。このルールは基本的に、コアラスポッターが必要なのか、資格を持ってなければならないのかは、所有権者次第であると言っている。

スポッターに関わる人物が、そのスポッターが必要な経験を持っていると満足すれば、それで良いという訳である。

Nature Conservation Act 1992という法令の許可証の保持者、もしくは許可証の所有者に雇われたコアラスポッターは、その許可の条件に従わなければならない。

Nature Conservation (Koala) Planは、次の12カ月間に州の自然保護法の幅広い見直しの一環として、再検討される。

~感想~
生息地の減少、飼い犬による被害、電線に触れて感電など、環境の変化がコアラの生息数を減らしている主な原因だと思っていました。ですが、原因はそれだけでなくコアラの安全を守るはずのコアラスポッターが正しい資格の持ち主でない人もいるため、逆に危険にさらしているということが分かりました。野生動物の保護がいかに難しく、規律を守らなければ逆効果になってしまうという事がよくわかる記事でした。

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