NSW州で絶滅したと考えられていた有袋類が州の西側で発見された 2018/11/27

      2018/11/27

『Marsupial thought extinct in NSW discovered in state’s west』(英文PDF)
news.com.au 2017年12月19日

担当者:Emi
≪要約≫

写真:地域的に絶滅したと考えられていた有袋類種が、その種が100年以上も見つかっていなかったNSW州で発見された。絶滅したと考えられていた有袋類はSturt National Parkで見つかった。

100年以上も見つかっていなかったため、その小さな有袋類はNSW州の西では大きな騒ぎの原因になっている。

New South Wales州の地域では100年以上も前に絶滅したと考えられていた小さい有袋類が州の西側で(remerged)再発見された。

Crest-tailed-mulgara または Dasycercus cristicauda (ネズミクイ属ネズミクイ)は、周囲のオーストラリアの地域の砂漠地帯ではまだ見つかることがあるが、最近NSW州のTibooburra’s Sturt National Park の北西で生息していることが明らかになった。

この種は、NSW州だけに住んでいたということが骨の破片が発見され、100年以上前に外来生物のために絶滅したと考えられていたことから知られていた。

この小さな肉食の有袋類は、Tasmanian devil(タスマニアデビル)と近い関係にあり、小さな哺乳類、爬虫類、虫を食べる。

単独のmulgara(ネズミクイ)は、最近のWild Desert projectの地域の科学モニタリングの間に、University of New South Walesの科学者チームによって見つかった。

そのプロジェクトは、自然の生息地から90年以上前に絶滅した哺乳類を発見し、Sturt National Parkに返すことを狙っている。

捕食者は以前再導入された動物のための公園を提供するため、20平方kmの囲いの中から除かれる予定だ。

“The crest-tailed mulgara(ネズミクイ)は、一時期はオーストラリア内陸の砂漠環境に広く分布していましたが、ウサギ、ネコ、キツネなどの影響のために減少しました。”と、UNSWの科学者かつWild DesertsのエコロジストであるRebecca West博士は予期せぬ発見について記述内で語った。

“この種(The crest-tailed mulgara)は150g前後の重さで、薄い金色の毛皮と、厚みがあり先端に黒い模様のついた尾を持ちます。”

このチームが再導入を望んでいる他の哺乳類にはgreater bilby, western barred bandicoot, golden bandicoot, greater stick-nest rat, burrowing bettong と、 the western quollを含んでいる。

UNSWの科学者とWild Deserts projectの取りまとめ役であるReece Pedler氏によれば、この発見で、素晴らしい時がやってくる。

“来年、我々は広いエリアで捕食者とウサギの撲滅を開始する予定です。それはきっとmulgara(ネズミクイ)を助けることにもなるでしょう。”とPedler氏は語った。

南オーストラリアでのこのプロジェクトの活動はmulgaraの個体数が増えつつあり、Strzelecki Desertにおけるその範囲が拡大しつつあるということを示唆している。

<感想>
ビルビーが、うさぎにより住処を取られてしまい数を減らしているということを以前知りましたが、ビルビーぐらいの大きさやそれより小さいぐらいの大きさの生物が特に外来種の影響を受けやすいのかなと思いました。
100年間ものときを超えて、絶滅したと思われていた種類が発見されるということは、この有袋類が小さい体で人間からも隠れながら繁殖し続けていたということで、細々ながらも生命力の強さを感じます。この記事の活動で、順調に数を増やしてくれたら嬉しいです。

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