釣り糸による怪我の手術 2015/10/16

      2016/05/13

Courier Mail 2015年5月29日

『Pelican returns to popular beach after surgery to repair tear caused by fishing line』

「釣り糸による怪我の手術後、ペリカンが有名なビーチに戻る」(英文PDF)

担当者: K.K.

<要約>

5月9日、モニク(Monique)というペリカンがマーゲイト(Margate)で救助された。彼女はおそらく釣り針が原因でくちばしの袋が大きく破れていた。

先週には、グリフィン(Griffin)で怪我をすることなく釣り糸から解放されたペリカンもいたが、しかしもう一羽はそれほど幸運ではなかった。

野生動物団体はこの徴候を心配している。人間の怠惰や無関心が原因で傷ついた鳥たちはますます多くみられるようになってきている。

今月上旬にマーゲイトで、5歳の雌のペリカン、モニクは釣り道具による被害を受けた。

親しみを込め、彼女の手術を担当した看護師に因んで名づけられたモニクは、くちばしの袋に「男性のげんこつほどの大きさ」の穴が開いた状態で、5月9日にレッドクリフ半島のマーゲイトにあるビーチで救助された。

「彼女はくちばしの袋がとても大きく裂けていた。」とフォレスト(Forrest)さんは言う。
「その傷跡から、だいたい一週間ほど前のものだった。」

フォレストさんによると、大きな裂け目の原因は100%確実ではないが、おそらくは釣り針によるものであろうということだった。

モニクは王立動物虐待防止協会(RSPCA)ワコール(Wacol)野生動物病院で治療され、リハビリのためにカランビン・ワイルドライフ・サンクチュアリー(Currumbin Wildlife Sanctuary)に連れていかれた。今週にも野生に帰されるだろう。
フォレストさんは釣りをする人に対して、釣り糸や釣りの道具を適切に処理するよう呼びかけた。

<感想>

この記事のペリカンが無事に手術を終えて野生に返すことができることをうれしく思う一方で、釣り針や交通事故など人間活動による野生動物の怪我はすごくたくさん起こっていて、今回のように野生復帰ができる個体はほんの一部しかいないということも強く感じました。この記事では、釣りの道具を正しく使うように言っていますが、道路や電線でも人間側の配慮や工夫で動物の怪我が減るのであればそうするべきだと思います。文明を使わない生活を人間が行うことには無理がありますが、周囲の環境や動物と上手に共生していける方法を探す義務が人間にはあるのではないでしょうか。
また、このように野生に返された後、自然の中で生き残っていける個体はそれほど多くないということも聞いたことがあるので、このペリカンがうまく生き残ってくれるといいなと思います。

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