クイーンズランド州がすべてのコアラを絶滅危急種に 2015/8/14

      2016/05/13

Brisbane Times 2015年5月31日

『Queensland lists all koalas as 'vulnerable'』

"クイーンズランド州がすべてのコアラを絶滅危急種に" (英文PDF)

担当者:つるちゃん

《要約》

コアラが、クイーンズランド州全域で、絶滅の危険がある(絶滅危急種)として登録される。

クイーンズランド州政府は、絶滅危急種である州内のコアラを保護するために、より多くのことをすると誓約してきた。

クイーンズランド州首相Annastacia Palaszczuk氏は、日曜日、南東部だけではなく州内すべてのコアラが絶滅危急種になることを発表した。

この発表は、独立した専門委員会からの勧告を受けたものだ。

「みんなコアラが大好きです。私たちは、現在もこれからもコアラを守るために全力を尽くさなければなりません。」とPalaszczuk氏はDaisy Hillコアラセンターで語った。

犬の攻撃や自動車事故、そして都市化の影響がコアラの繁栄に大きな打撃を与えてきたと彼女は言う。
新しい分類は、コアラに対する連邦政府の立場と同じ方針を州政府にもたらすものだ。

環境保護に関する重要な種として、コアラの生息数を調査し開発を決める要素とするために、今や州と地域の関係各機関は密接に関わりあっていかなければならないだろう。

開発業者も、新しい生息地となる木を植栽することで、コアラへのあらゆる悪い影響を埋め合わせていく必要がある。

州の環境相Steven Miles氏 は、新しい評定は、クイーンズランド州の環境保護運動にとってほろ苦いものであると言った。

「それはクイーンズランド州の南東部以外で、我々の思っていた以上にコアラの個体数が減っていることを意味する悪いニュースだ。」と彼は言った。
「しかし、政府と地方自治体がよりコアラの保護に尽力するだろうという意味では、良いニュースでもある。」

環境遺産保護省のMike Devery氏は、クイーンズランド州のコアラの生息数は、はっきりわかっていないが、生息数の修正は進行中である、と述べた。
2007年から2011年の調査結果では、16000頭のコアラの命が失われたとされる。

州政府はさらに、新しく「私たちの種(コアラ)を見つけよう」というアプリが発表されるだろうと述べている。

より多くの地域住民が、コアラを見つけたところを記録して、密集地域の調査を助けるようになるだろう。

この記事を読んだ感想

コアラはオーストラリアを代表する動物で、とても人気があり、私も大好きです。
そのコアラの数が減って絶滅危急種になったニュースは聞いていましたが、クイーンズランド州の中では州の南東部に限られた保護だったことを、今回初めて知りました。これからは、保護活動がより広がって効果をあげることでしょう。

先日、我が家の近くでハクビシンが出ました。私は、ハクビシンが住めるくらい良い環境なのだとうれしく思ったのですが、ご近所の反応は違いました。気持ち悪い、病気を持っているかもしれないので怖い、何か悪さされそうでいやだなど、とにかく排除したいという意見だったのです。どうしたらよいか悩んでいたところ、ハクビシンが姿を見せなくなったので事なきを得ましたが、もう少しで駆除になるかもしれないところでした。

人の都合で、暮らす環境を奪われている動物はたくさんいます。それらすべての動物たちが、安心して幸せに過ごせるような世界を作るために、私たちに何ができるか、実行することが大切だと思います。

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