南東のニューサウスウェールズ州に生息する絶滅危惧種の動物のために作られた保護区域 2019/3/5

      2019/03/05

『Sanctuary being built to bring extinct animals into south-west NSW』(英文PDF)

ABC Mildura Swan Hill 2018年8月22日
文:Kellie Hollingworth

担当者:もみぴ

≪要約≫

1世紀以上前にニューサウスウェールズ州(NSW)で絶滅したとされる野生動物が、州の南東にある国立公園に導入される予定だ。

オーストラリアの野生動物保護団体(AMC)と州の政府が協力する野生へ再び戻すプロジェクトはミルデューラ州に近い境界側のNSWに位置するマリークリフス国立公園である。

36キロメートルの囲いはタヅナツメオワラビー、フサオネズミカンガルー、シロオビネズミカンガルー、ミミナガバンディクート、グレーター・スティックネスト・ラット、ミチェルズ・ホッピング・マウス、フクロアリクイ、アカオファスコガーレ、ニシシマバンディクート、ウェスターン・クォールに捕食者がいない9600ヘクタールの避難所を与えるだろう。

AWCのNSW生態学者のロッド・カバナフさんはその保護用の囲いは、きつねや野猫から動物を保護するために建てる予定だと言った。

「私たちはオーストラリアの他の地域でも保護用の囲いというこのアイデアを導入してきた。私たちがこれらのキツネやネコを殺したら、それらは戻ってこない。そしてこの地域に生息している絶滅危惧種の動物は戻ってくる可能性がある。」と生態学者のカバナフさんは言った。

その囲いの建設は11月に始まり、絶滅危惧種の動物を2019年の8月に敷地に誘導し始めようと予定している。

「その囲いは1.8メートルの高さがあり、ワイヤーの3セクションで構成されている。

それらは、柔らかい頂上と両側の地下周辺を湾曲している土台で構成した。」とカバナフさんは言った。

「囲いに登ろう、あるいは登った動物を恐れさせ離れさせるために2つの電線がある。」

最近、AWCのスタッフは、その囲いを建てることでその地域の他の植物相や動物相にどんな影響をもたらす可能性があるか査定することに忙しい。

「私たちは査定をモニタリングするエコ・ヘルスと呼ばれるとても広範囲なプログラムがある。」とガバナフは言った。

「私たちは囲いの内側と外側にある固定したプロットで鳥やコウモリや哺乳動物や爬虫類や植物の数を測定しているので、これらの捕食者を除外すると動物を再導入することだけでなく、脅かされた植物相の全範囲に影響があるかということを見ることができる。」

囲いのようななものはタムワースの西にあるピリガ国立公園ですでに完了している。

そのピリガのフェンスは5800ヘクタールを覆い、従業員は野生の捕食者を取り除くために囲いの内側で働いている。11月に5匹の動物をその敷地に導入し始めるだろう。

様々な州から再導入した動物

オーストラリアの野生保護団体はオーストラリア中に散在した保護区域から何匹かの動物を調達するだろう。

「例えば、ミルデューラとブロークン・ヒルの間にある私たちのスコシア保護地域では、オーストラリアに生息しているタヅメオワラビーのうちの80%がいる。」とカバナフさんは言った。

他の州の政府や地域は域外の島から少数の動物を捕食者から現在安全である場所に再導入することを許可している。

カバナフさんは、収納設備をこのプロジェクトの一部としてマリー・クリフ国立公園に建てたと言った。

従業員は違反者への対策で囲いを継続的にチェックする必要があるだろう。

「このプログラムを成功させるために、その囲いは完璧な状態でなければならず、下から穴を掘って侵入してくる動物や、上から木が落ちてくるような事故によって、そこに暮らす動物を脅かすものになってはならない。」

「何匹かのこの種を生き残り続ける動物を表しているこれらの動物は大きな価値があり、重要である。」

従業員はまた、島の土地管理に関する他の要因にも責任があり、科学者はエコ・ヘルスとその他の関連したプログラムを行っている。

囲いの外に動物を放す

その保護活動は囲いの外に動物を放したいが、カバナフさんは状態が正しくなる必要があると言った。

「囲いは絶滅危惧種が地球から消えて行かないために、いくつかの機会を与えるちょっとした箱船のようなものを提供する。」と彼は言った。

囲いの外の捕食者を絶滅危惧のために管理することができるが、彼らはけっして完全には排除されないだろう。

保護団体やCSIROは遺伝子ドライブ技術は再導入した種を脅かす野猫を管理できるかどうかを調査している。

「私たちが現在考えている遺伝子ドライブ技術は、交配が起こるところはあるが、最終的にオスの子のみになる。」とカバナフさんは言った。

「だからとても害の少ない方法で、その動物の数は最終的に減る。

【感想】

絶滅危惧種を守るためにその動物を保護するというのは、現在地球上で環境が変わって生態バランスが大きく変化して中、とても大切な活動だと私は思います。その活動の中で最も身近なのは動物園や水族館のように柵で囲んで人間が飼育することです。しかしそれには賛否両論があり、動物らしさが失われていて動物が幸せではないといった反対意見も多く聞きます。だからといって、野生の状態で絶滅危惧種を保全する方法の中に、捕食動物の排除で捕食動物を殺す方法があります。ある動物の命を守るために多くの他の動物の命を奪うのは活動全体として良い方法とは言えないと思います。

今回の記事の活動は捕食者と守りたい種の両方の命を大切にして、自然と守りたい種の天敵を減らせるのは良い方法だと思います。科学技術が進んだ今だから、従来とは違う人の手は加わるけれど、動物も自由に生きることができる新しい絶滅危惧種保護の方法だと思いました。

今の方法に疑問をもち人と動物と植物が共存していけるもっと良い方法をずっと探し続けていくべきだと思いました。

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