『Watch out for koalas, drivers told』2011/11/26

      2016/05/26

Wynnum Herald 2010年9月29日

『Watch out for koalas, drivers told』

(英文PDF)
要約および感想:HITOMI

要約

運転手は、繁殖シーズン中に動くコアラを注意しなければならない。
5週間の内に15頭以上の健康なコアラが車に轢かれたり、ペットに噛み殺されたり、プールで溺死した。
車に轢かれた15頭のうち3頭はカパラバで、1頭はブリックデールで殺された。
レッドランド市の市長メルヴァ ホブソンは、今月上旬にカンガルーの赤ちゃんが母親カンガルーが裏庭の犬によって襲われた後に救助されたことを語った。
その赤ちゃんは現在、野生に返せるくらい充分に成長するまで、スプリングウッドの野生動物ケアラー(野生動物を養育する人)によって育てられている。
「(オーストラリアの)アイコンだが絶滅の危険にさらされている動物(コアラ)を救い、守ろうとしている人々の苦悩に加えて、たくさんの殺されたコアラは注意不足の運転手によって轢かれており、そのほとんど全てが健康なコアラだった。」と、ホブソン氏は言った。
「これは不要な死亡率である。」
ホブソン氏はコアラを守る為に地域の助けを求めている。
「ゆっくりと運転し、そして道路を横断しているコアラに気を付けてください。夜間はあなたの犬をつないで、そしてプールにはロープを浮かべてください。」

オーストラリアで現状を見てきて・・・

オーストラリアにはコアラが生息している地域にコアラマークの道路標識があるにもかかわらず、交通事故でもたくさんのコアラが亡くなっているという事実に胸が痛みました。また、私はオーストラリアにあるMoggill Koala Hospitalというコアラの病院に実習へ行きましたが、そこでは犬に噛まれて救助されてくるコアラが多かったです。繁殖シーズン中のメスを探して動き回る健康なオスの命が失われることは、単に個体数の減少としてだけでなく、遺伝子の多様性が失われるという面でも悔やまれます。オーストラリアには、Daisy Hills Koala Centreという政府が作ったコアラのための保護、教育をする施設があります。AJWCEFが主催するトレーニングコースに参加した際にその施設へ見学に行きましたが、どのような庭がコアラにとって危険なのか、どうしたらコアラは危険を回避できるのか、わかりやすく展示してありました。そのような施設だけでなく、新聞にもこのような記事が載ることにより、少しでもコアラに関心を持ち、守ろうと思ってくれる人が増えたら良いと思います。また、日本でも新聞には載っていませんがタヌキ、ハクビシン、アナグマなどの野生動物が車に轢かれてしまう事故がたくさん起きています。人間のちょっとした注意不足で尊い命が危険にさらされている状況はなんとしても変えたいものです。

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