2018年3月 体験談(初級)

   

kanako 大学生

日本では見れないオーストラリアの主な有集合写真2袋類や単孔類といった希少野生動物に触れ合うことが出来たり、生態系について学ぶことができました。David Fleay Wildlife Parkでは、生息している動物それぞれの種類ごとに与える餌が違い、大きさも違っていました。また、毎日あげる量もその日にその動物にあった量を考えて餌を与えていることも知りました。

カヤックでは、周りを見渡すと私の知らなかった鳥や野生のコアラ、大量のコウモリが生息していました。Currumbinではワラビーにミルクをあげる体験をしたり、Currumbinで飼育している人がハリモグラの専門なのでハリモグラの生態系について話を聞く事ができ、貴重な体験をすることができました。Mogil Koala Hospitalでは、コアラのお世話をしたり、交通事故で亡くなってしまったコアラや蛇、亀の解剖をして、体の構造を知ることができました。

オーストラリアでは野生動物との共存を目指していて、日本では野生動物との共存というより人間中心になっていることが今回のオーストラリア研修で感じました。私たちも野生動物との共存を考えつつ接して行くべきだと思いました。

M.A 大学生

@ Moggill koala Hospital (MKH)

負傷や病気、トラウマを持って保護されたコアラを野生に帰還させるために飼育CIMG3849しているこの施設では、絶滅危惧種になりそうなコアラの保護実態を目の当たりにしました。コアラがどのような病気にかかりやすく、その病気がどのような影響をコアラ自身とコアラの繁殖に及ぼすのかについて知り、野生環境下で個体数を減少させずに安全に生活できるようにするために我々がどうするべきなのか迅速に考えなければいけない使命感を感じました。

飼育に欠かせない餌であるユーカリの伐採についても学ぶことができ、日本では高価な餌として無限に使えるわけではないようなユーカリがオーストラリアにはたくさん存在していて金額に換算したら凄まじいのではないか…と思う一方でユーカリを伐採するだけではなく継続的に維持できるような伐採方法や植林についても知ることで自然との共存についても考えさせられました。

私はプレゼンテーションでMKHでの飼育方法について発表しましたが、学んだことをまとめると自分が知らないことや疑問に思うことが再発見でき、実習をしている時に疑問を解消しようと自分で考えたりボランティアの方に意見を聞いたりすることを率先的に行うことができたのと、英語でプレゼンテーションをする難しさとリスナーに理解してもらえるような工夫を凝らすことが良い勉強になりました。

@ Royal Society for the Prevention of Cruelty to Animals (RSPCA)

施設の雰囲気の良さはまるで日本のぺットショップのようでした。保護された犬や猫は一頭一頭綺麗に清潔な状態であり、人に対する恐怖などを克服させるためにボランティアのような学生が犬と触れ合って落ち着かせている光景も目にしました。RSPCAの事業内容は高水準なものであり傷を負った動物を排除しない努力、むしろ放置する理由がない概念の存在に感動しました。オーストラリアの動物福祉に対する考え方が日本にも浸透して欲しいと強く思いました。

@ 野生動物救助リハビリ教育協会

トリシュさん一人で数多くの動物を治療し、それぞれに合った飼育環境を整えることができる知識の幅広さと深さに驚きました。私達が見学をしている間にも「家に現れた野生の蛇を捕獲して欲しい」と通報を受け、どう対応するかなどを話し合っていて毎日の忙しさが伝わりました。捕獲の通報について、通報者の国籍や住居の環境状況の説明を踏まえて連絡してきた経緯や動物に対するその人の考え方なども教えて頂きました。ただ捕獲しに行くのではなく、捕獲に至るまでの背景を踏まえて今後の対策や全ての野生動物が人に害を与えるわけでは無いという認識の布教をしていることが分かりました。

@ David Fleay Wildlife Park (DFWP)

カモノハシなどが展示されている夜行性館での飼育は日本の動物園の飼育展示方法との違いimage31 (12)を最も感じました。夜行性動物の生活リズムに合わせて開園時間が夜間に重なるようにすることで来園者に活動している動物を見てもらえるようにすること、餌を隠して与えたり砂や木の配置を工夫するなどのエンリッチメントを配慮している事が印象的でした。体重測定やショーのために野生本能を残しながら訓練されている動物がいくつかいましたが、訓練すること自体が難しいのに野生的な部分を残しさらに人に執着しないように飼育できている事に驚きました。

行動観察は大学で一度やったことがありましたがただ行動を観察して記録をとるのみでした。今回行ったエソグラムでは動物の行動記録をつけた後に集計をとりそれぞれの仕草の頻度から何が考えられるかまで話し合ったことで、行動観察の本質と日頃から関わっている人にとっては馴れて普通に感じることが知識を持っていない人が客観的に見ると普通に感じないことで発見できる異常があるということを学びました。

飼育を行なっているボランティアの方々に掃除や餌を作って与える作業を通して動物について詳しく教えて頂き、近距離でオーストラリアの固有種を見る事でその動物についての理解を深めることができました。

@ Currumbin Wildlife Sanctuary Wildlife Hospital

見学に行った時には動物看護の研修を受けている現地の学生が数人いて、学生と言っても年齢層は幅広く、動物看護の先進国であることは知っていましたが改めて意識の高さを実感しました。

動物の展示も併願して行われていて、展示動物の生態情報等に関する説明プレートにはその動物に関する病気などについても紹介されていました。野生動物と共存していくためには動物についての知識だけではなく環境がもたらす病気などの影響についても知ることが大切であると思いました。

各施設での実習だけではなく施設まで行くための交通手段であったり、フリーデイでの街並み散策や博物館見学、英会話授業で教えていただいた買い物や危険時に使うフレーズなど、実際に体験しないと学ぶことのできないことをたくさん吸収できて本当にこのコースに参加して良かったと思っています。AJWCEFの皆様とオーストラリアで様々なことを教えてくださった方々に感謝申し上げます。

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