野生動物保護活動

自然の中では、動物や植物そして昆虫や微生物までそれぞれが大切な役割を持っています。
ただ一種類の動物が絶滅するだけでも自然に大きな影響を及ぼすことがあります。
皆さんはオーストラリアに生息するカソワリという大きな鳥を知っていますか?この鳥は熱帯雨林の森に住みフルーツなどを主食としています。これらの森のいくつかの植物の種はカソワリに摂取され胃を通過しないと発芽しないのです。
クイーンズランド州に生息するカソワリは絶滅が危惧されています。もしカソワリが絶滅すればこれらの植物も絶滅するかもしれません。

AJWCEFは、野生動物保護を地球の大きな生態系の保護という観点からとらえ、病気や傷ついた野生動物を救護し、再び自然に帰すことを目的としています。
よって、このような活動を続けているクイーンズランド州政府のモギル コアラ病院などの活動を支援しています。皆様からのご支援が、野生動物を治療する為の薬などの購入に役立ちます。

交通事故などで親を失った野生動物の孤児たちの保護も重要な活動のひとつです。
オーストラリアの動物の多くは有袋類といってお腹に袋がありその中で赤ちゃんが育ちます。
事故によって母親が傷ついても子供は袋の中で守られている事がよくあります。
そんな時には資格を持ったアニマルケアラーの人たちが母親代わりになり動物が自然に帰れる大きさに成長するまで世話をします。
これらの活動は多くがボランティア活動であり、それらの人たちはミルク代などの費用をすべて 自己負担していることがほとんどです。
AJWCEFはイプスイッチ コアラ保護協会などと協力しこの様な“草の根活動”を支援しています。皆様からのご支援により購入させていただきましたミルクや毛布が野生動物の孤児たちの命をつないでいます。

また、都市開発などにより生息地を奪われ絶滅が危惧されている動物たちが数多くいます。
このような理由によりノーザン ヘアリーノーズド ウォンバットは現在エッピング フォレスト国立公園内のみに約130頭しか残っておりません。
AJWCEFはこの様な野生動物たちを安全な地域へ移動させるプロジェクトや それらの動物たちが安心して暮らせる生息地の確保、ユーカリなどの植林活動にも協力していきます。

近年、地球規模での温暖化などの気候変動の問題が深刻になってきています。
また、オーストラリアは乾燥した大陸のため、大規模な山火事がたびたび発生しています。
この様な気候変動や山火事は生態系に重大な影響を及ぼす心配がありますが未だ多くの調査が必要です。

AJWCEFはこの様な研究を大学などの研究機関と協力し進めていきます。