トレーニングコース

「私は将来野生動物に関する仕事がしてみたい。」「もっと野生動物保護について学びたい。」このような方たちはトレーニングコースに参加していただけます。

AJWCEFはより充実したトレーニングの内容を提供する為に、クイーンズランド州政府の野生動物保護及び救護施設、野生動物公園などの協力を得て、現場で働く獣医師やレンジャー、アニマルケアラーなどの監督のもと、それらの施設でそれぞれの動物の飼育管理や野生動物の診療助手などのトレーニングを実施しています。

トレーニングコースは基本的に3種類(初級コース、応用コースそして臨床コース)に分かれています。

初級コースでは、オーストラリアの主な野生動物の基本的な知識やその保護、飼育管理の方法について実習と講義から学びます。
このコースには野生動物の知識や経験のあまりない方でも参加して頂けます。
*2019年8月開催初級トレーニングコースの概要はこちら

応用コースでは、オーストラリアの野生動物を取り巻く海洋/陸上環境の二方面からアプローチします。海洋環境については豊かな海洋生物の生息する亜熱帯の海域において海洋環境・生物保護に関する知識の向上を目指し、陸上環境については初級コースよりさらに専門的に野生動物、特にオーストラリアで絶滅が危惧される動物の捕獲繁殖や保護、また、傷ついた野生動物たちの救護やリハビリテーション、野生動物の孤児の飼育などを実習します。

臨床コースではオーストラリア獣医師会から認定を受けた野生動物専門医や野生動物専門看護師の指導の下、ユニークなオーストラリアの野生動物(有袋類、単孔類、鳥類、爬虫類、両生類など)についての臨床(救護・リハビリテーション・患畜管理など)を専門的に学びます。また、死亡又は安楽処置を施された動物を活用し、有袋類(コアラなど)など日本では経験のできないオーストラリアの動物の独特な解剖を学び、さらに病理解剖も行います。他施設では野生動物の孤児に対する授乳などの飼育管理技術、動物園動物の健康管理としてエンリッチメントや予防医学の重要性について学びます。さらにオーストラリアの名門クイーンズランド大学の獣医学部教育病院を見学し、オーストラリアにおける獣医、獣医看護教育の実際にも触れ、現地の環境保護に携わる獣医師やレンジャーとの交流の場も設けます。
*2020年開催応用・臨床トレーニングコースの概要はこちら

応用/臨床コースへの参加は、初級トレーニング修了者が対象となりますが、それと同等またはそれ以上の知識を有する方ならば、その限りではありません。

また、初級コースでは現地講師による英会話のトレーニングも受けていただきます。これは講義やトレーニング中のインストラクターとの会話は英語で行われるからです。実習中に必要と考えられる基本的な会話やオーストラリアで生活する為に重要な情報を英語で学んでいただきます。

但し、コース中は必要に応じて適宜通訳がつきますので英語にあまり自信の無い方でも心配はありません。