火事が残した孤児たち 2020/6/9

      2020/06/09

『orphans the fires left behind』(英文PDF)

Courier Mail 2019年11月24日

担当者:M・H

≪要約≫
Isabella Magee記

この暑く、乾燥し、風が強い天候はクイーンズランドの植物相と動物相への破壊をもたらし続けている。

クイーンズランド中で、動物の専門家たちは炎が生息地を壊滅させるにつれて、動物の死と孤児の驚くべき増加を見ている。

ワイルドライフケアラーのマドンナ・オーブリアンは、「火災は野生生物を覆い、そして結果として“コウモリが落ちて死ぬほどの事態になっている”ということを人々は完全には理解していない。火災だけでなく、干ばつによって動物たちの生息地にも影響を与えている。」と述べており、彼女は「動物たちは最小限の生存のために本能的な行動を変えている。ポッサムは葉に水分がないため、水を求めて地上へ降りるという普段はやらないことをしている。」とも言っている。

クイーンズランド州のRSPCA(Royal Society for the Prevention of Cruelty to Animals 王立動物虐待防止協会)広報担当のマイケル・ビーティーは「獣医師と動物看護師、ボランティアらの団体は、火災の被害が“トラウマシーズン”(気候が暑くなり、様々な動物たちが水を求めて移動することにより交通事故に遭うなど、1年でオーストラリアの野生動物病院にとって最も忙しく、困難に直面する時期)と重なったため、莫大なプレッシャーにさらされている。1年のこの時期は我々はいつもトラウマシーズンの最中なのでくたくたに疲弊しているが、今は加えてさらに火災による怪我の問題を抱えている。」と述べた。

「今は動物たちは繁殖をし、動き回り、そして子供を産む時期だ」

~感想~
オーストラリアの山火事は沈静化しつつあるそうだが、火災による動物への被害というものは動物そのものが死んでしまう、傷ついてしまうということだけでなく、生態系も共に破壊されることにより、コアラとユーカリの関係などその後の生活にも関わってくるということは当たり前でありながらすぐには直結しなかった。今回の火災の報道を日本国内からではあるもののいくつか目にした中で、一度破壊された生態系を元に戻すことの大変さ、動物と植物との密接な繋がりの重要性などを改めて痛感した。

 

 

 

 

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