カモノハシの数が大幅に減少している 2021年4月27日

      2021/04/27

『Platypus numbers are heading downstream』(英文PDF)

Courier Mail 2021年1月7日

Nathan Edwards記

 担当:M.H.

《要約》

ブリスベンにてカモノハシの数が減少していることが新たな調査によって明らかになった。

クイーンズランド大学とクイーンズランドを調査する野生生物保護協会は、地域の河川におけるカモノハシのDNAの検出量の低下を明らかにした。

研究者はブリスベン一帯の54の水路における145の地点で調査を行った。調査範囲はカブルチャー北部のエリンバ川からタンボリン山近くのアルバート川まで及んだ。

結果は66%の地点で、カモノハシのDNAは発見されることがなかった、この66%には懸念がしなければいけない地域が含まれている。ブレマーリバー中流から上流、ブリスベン西部,スクラビーとスラックスクリーク、ブリスベン南部、ブリスベン北部のエノゲラクリーク、ケドロンブルックである。これらの地域は以前に行われたテストではカモノハシのDNAが発見されてたものの、今回の結果では見つけることができなかった。

研究者とクイーンズランド大学の博士課程の学生であるタミエールブラントさんは、結果はブリスベン一帯におけるカモノハシが生存を続けるためには「懸念すべき」とする。また、長引く都市化や小川における「好ましくない、乾燥した状態」が本来活発である哺乳動物の活動の制限につながってしまったと言う。

「カモノハシは環境の高度な攪乱に対して耐えることができるが、その耐性にも限度がある。」とブラントさんは言う。「多くの一般人はカモノハシがブリスベンやその周囲にいるということさえ知らない。そしてその認識の欠如がさらなる都市化や水路を分断することによって、カモノハシをより生活しづらくさせてしまった。象徴的な動物が消えていくのを見るのは悲劇的なことである。」とブラントさんは言う。

 

<感想>

トレーニングの合間にブリスベンに行った際、観光客でにぎわっておりとても大きな都市であるという印象を抱いていました。そのため今回ブリスベン一帯でカモノハシがみられると知り驚きました。野生動物を保護するためには、まず一般の方に動物そのものやその生活について知っていただくことが重要であると実感しました。

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