臨床トレーニングコース 詳細

臨床・野生生物保護トレーニングコースでは、世界で三本の指に入る野生動物専門病院において、オーストラリア獣医師会から認定を受けた野生動物専門医や野生動物専門看護師の指導の下、ユニークなオーストラリアの野生動物(有袋類、単孔類、鳥類、爬虫類、両生類など)についての臨床(救護・リハビリテーション・患畜管理など)を専門的に学びます。 また、死亡又は安楽処置を施された動物を活用し、有袋類(コアラなど)など日本では経験のできないオーストラリアの動物の独特な解剖を学び、さらに病理解剖も行います。 なお2023年より野生コアラの生息調査を行うラジオトラッキングの実習も新たに加わります。 野生動物救護リハビリ教育協会では、親を交通事故などで亡くした野生動物の孤児に対する授乳などの飼育管理技術を実習します。 

主な実習及び見学施設
1. Currumbin Wildlife Sanctuary Wildlife Hospital(National Trust)
カランビン野生動物サンクチュアリ及び野生動物専門病院
2. Wildlife Rescue Rehabilitation & Education Association
野生動物救護リハビリ教育協会
3. Radio Tracking of wild koalas (Lecture & Field Work)
ラジオトラッキングを使った野生コアラの生息調査 (講義&フィールドワーク)

※実習施設はやむを得ない事情により変更になることがあります。

講義内容例
1. カンガルー類の飼育管理、重要疾患とその治療
2. コアラの飼育管理、重要疾患とその治療
3. 鳥類の診断と治療の選択肢
4. ハリモグラの生理、繁殖、臨床と治療
5. オーストラリアの重要な人獣共通感染症
6. 野生動物(有袋類、単孔類、鳥類、爬虫類など)の麻酔管理
7. タスマニアデビルの顔面腫瘍性疾患 など

※講義内容はやむを得ない事情により変更になることがあります。
※講義中は必要に応じ日本語に通訳いたします。

実習内容例
1. 野生動物日常診療の実際(ケーススタディー)
2. コアラ及び他の野生動物の病理解剖
3. 野生動物の栄養学
4. 動物園動物の予防医学
5. 野生動物のリハビリテーション(鳥、カメなど)
6. 鳥の翼のインピンニング
7. 鳥の内視鏡診断 内視鏡操作
8. 内視鏡と鉗子によるバイオプシー
9. カメの甲羅の骨折の治療
10. ダートガンの使用法
11. 野生動物の救護・リハビリテーション (主に有袋類、鳥類、爬虫類など)
12. 野生動物の人工授乳と管理
13. ラジオトラッキングを使った野生コアラの生息調査

※実習内容はやむを得ない事情により変更になることがあります。
※実習中は必要に応じ日本語に通訳いたします。
※実習は現場で、実際の野生動物を対象に広く飼育管理、保護、救護、診療、リハビリテーションなどを学びます。
※実習には状況に応じ生体及び/又は保存死体が使用されます。

次回コース開催期間
2023年3月8日~2023年3月16日 

二次募集期間
2022年12月1日(木)ー31日(土) ➡詳細はこちら

募集対象
AJWCEF基礎/応用トレーニングコース修了者、又は野生動物に関して基礎トレーニングコース修了者と同等もしくはそれ以上の知識を有し、より専門的に野生動物の臨床、救護、リハビリなどを学びたい方。