地元住民は野生生物保護のための土地利用に賛成 2021年12月7日
2021/12/07
ABC Gold Coast 2021年7月10日
Heidi Sheeran記
担当:Togy94
《要約》
地元の住民はコアラ、リッチモンドバードウィングバタフライを含む野生生物を保護するため、自分たちの土地で隔離することに賛成する。
<写真の説明>リッチモンドバードウィングバタフライとはカランビンバレー保護区で見つかった種の一つであるフットボール場8500個に相当する土地がクイーンズランドにおける自国の野生動物の保護生息地となりました。
州政府はクイーンズランドの保護区は4600ヘクタール以上拡大することを発表しました。環境大臣のミーガン・スキャロンさんによると、それは、タウンズヒルの近くにあるピナクルズ国立公園に加えられた放牧場やワンガルー保護公園に加えられた以前は州政府の所有ではなかった土地を含んでいます。
“そのため、我々は大事な種の保護が長期間続くことを確約することが出来る“、とスキャロンさんが言います。彼女によると、この事は昨年に発表された6000万ドルの保護地区戦略基金に加えられた。“保護区の一部は譲渡されたもので、いくつかは個人的に保護されている地区です”と彼女は言います。
国は保護区として土地を提供した地主に補助金として50万ドル贈ることを発表しました。“我々は個人地主とともにサンシャインコーストやローガン、ゴールドコーストのような場所でより多くの場所の保護を続けていきます“とスキャロンさんは話していました。“我々は、3か所の保護された私有地を手に入れました”
ゴールドコーストの私有地の保護
アランとメリル・ウィルソンはゴールドコーストにあるカランビンバレーに30ヘクタールの土地を所有しています。 ウィルソンさんは、保護するため国に手を差し伸べることに意味はあると言いました。
“私たちは、森林再生の専門家ではありませんが、特に妻はこの土地に可能性を感じ、私たちはこの土地を自然復興用に利用すること以外は考えられませんでした。コアラ、リッチモンドバードウィングバタフライ、グレーターグライダーを含む種はこの土地で発見されます。"
クイーンズランド保護評議会のアンドリュー・ピッコーネさんは土地と管理資金の提供の増加は重要であるとという発表を歓迎しました。彼は、“これは正しい方向へのステップですが、より多く必要とされている“と言いました。
“これらの主要な地域を適切に管理し、生物の多種多様性を守るため、我々は自然環境の保護を実行することと同等に、10年から15年で8.2%から17%、保護地区を増やす必要がある。”
“より迅速に保護活動を進めるため、環境保護の取り組みを高め、保護知地区の土地倍増する必要がある。”と彼は言いました。
~感想~
海外では野生動物を守るため、地方の方々が協力して私有地を保護区として運用している事は今回の記事で初めて知りました。オーストラリアは特に固有種が多く、珍しい動物も沢山います。国が地方民と協力して保護活動を進めていくから今も野生動物たちは守られているんですね。日本の国鳥としてトキが知られていますが、日本では動物園や繁殖施設を設け人工繁殖に取り組んでいます。広大な土地は有してない日本でもオーストラリア同様に種の保存に力を入れています。