クイーンズランド州の野生動物研究者がコアラの生存についての鍵を握る2022年4月20日

      2024/10/02

Qld wildlife researchers hold the key to keeping koalas around(英文PDF)

Couriermail
Tricia Lee Rivera記
April 20, 2022
担当:C.S

【要約】

疾病が非常に多い、ブリスベンのコアラのコロニーの保護に成功した野生動物研究チーム
は、現在、クイーンズランド州政府にこの取り組みを採用するよう強く求めている。その取
り組みは州全体のコアラを救うことができると、彼らは言う。
病気に苦しんでいるブリスベンのコアラのコロニーの運命は一転し、協調的なそれらの取り
組みは州全体の個体数を守ることができると、野生動物研究者たちは期待している。
クイーンズランド大学(UQ)の研究者らは、ベルモントヒルズ保護区のコロニーの 60%の個
体がクラミジアに感染しているのを発見した後、2 年にわたって治療を行い、このように長
期間かけて健康アセスメントを行うことにより、コロニーを病気のない状態にした。
UQ コアラ生態学グループにより、多大な時間と費用がかかる“日和見主義的な”救助活動
よりも、この対象の絞った取り組み方は将来、絶滅危惧種であるコアラを保護する手段なり
えるかもしれないと、ショーン・フィッツギボン博士は述べた。
病気のコアラを目撃した、という気にかけた一般市民から連絡があると、そのコアラは野生
動物病院に運ばれて行き、運が良ければ病気が治って、自然界に返される、と彼は話した。
私たちは、病気のコアラの治療や健康になった個体の増加など、集中的にたゆまぬ努力を継
続して、減少するコアラの運命を一転させることが出来ることを、示そうとしています。
クイーンズランド州のコアラの個体数は特に脆弱で、今年初めに絶滅危惧種に指定され、東
南部に生息する半数以上のコアラがクラミジアの影響を受けています。
フィッツギボン博士は州政府に彼の先例にならうように求めており、「この取り組みが効果
を発揮できるたくさんのコロニーがある」と述べている。
「私たちはクイーンズランド州政府と地方自治体に対し、コアラ調査チームを結成し、一丸
となって調査に取り組み、コアラの治療コロニーの保護に、より戦略的なアプローチを取る
よう呼びかけている」とフィッツギボン博士は語った。

【感想】

コアラの運命はクラミジア治療が大事な鍵になっていると思いました。もっと研究が進んでクラミジアや関連する病気で亡くなるコアラが減っていってほしいです。

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