ブリズベンに2000万ドルのRSPCA野生動物病院を新設
RSPCAはレッドランド市議会が2000万ドルを投じて建設する最先端の野生動物病院
のための土地を賃貸借契約をした後ベイサイドに移動することになった。
Judith Kerr 2024 年8月22日 couriermail
担当 J.U
ワコールにあるRSPCA施設の負担を取り除くために2000万ドルをかけた野生動物病
院が建設され、カパラバの市の土地を賃借することが認められる予定である。 レッド
ランド市評議会はカパラバにある市のIndigiScapesエコツーリズムや環境教育施設の
隣にある1ヘクタールの土地を確保した。
また、評議会はこの事業に630万ドルを費やす予定で、連邦政府も民間資金と RSPCA
投資を合わせて500万ドルを支援した。
RSPCAクイーンズランドの支援者はすでに病院の建設に慈善的に300万ドルを寄付す
ることを約束した。 RSPCA による綿密広範な計画と提唱擁護をもとに、レッドランド
は11 月に約 1 ヘクタールの土地を賃貸借契約すること承認し、所在地は新施設の理想的
な場所としてRSPCAが指定した377-385 レッドランド・ベイ・ロードとなる。
本開発により、獣医棟獣医区や手術室、屋外の飼育施設を含む最先端の野生動物病院が建
設される。
この施設はまた、一般の人々の意識と関与を高めるために設計された講堂やトレーニングルームなどの教育スペースも備えている。
また、一般市民の意識協力を高める活動のために設計された講堂やトレーニングルームなどの教育施設も計画されている。
この開発は、現在 IndigiScapes が所在するレッドランド・ ベイ・ロードや隣接した17
ラニーミード・ロードにまたがる土地を含めた、レッドランドズ・コースト・エコ地区
という広範な開発計画に沿ってい る。
複数の施設を統合することで、環境保全、コミュニティ教育やレクリエーションを促進
し、野生とのつながりがある多機能的な場所が創出されることが期待される。
初期段階の計画では歩道や自転車道、追加の駐車場の建設に440万ドルかかることが見積
もられている。そのうち190万ドルは遊び場を含む屋外のスペースの改良にかかる費用で
ある。
クイーンズランド RSPCA は教育経験を創出することに焦点を当てた野生動物病院をイメ
ージし、コンセプトデザインをすでに進めている。
計画中の施設では、野生動物の管理におけるトリアージ、リハビリ及び野生復帰が取り組
まれる。一 方、病院を既存または将来の施設と統合することで、一般市民が野生動物に
かかわれるようになる。
クイーンズランド RSPCA は地方・州・連邦政府より全額の資金提供を確保するために
、州政府からの積極的な支援を求めている。
ワコールにある現在の RSPCA 野生動物病院は、5,000 匹の患畜に対応するために建設
され、開院した2012 年には 8,359 匹の患畜を飼育した。 それから 10 年以上が経ち、ク
イーンズランド RSPCA は一年に25,000 匹以上の在来種の個体へ医学的治療やリハビリ
を実施管理しているため、 キャパシティーを400%超えている状況である。
【感想】
今回翻訳をして、知っている英単語でも文章によっては単語の意味が上手く当てはまらず、自然な日本語の文章に翻訳するのが難しいと感じました。しかし、翻訳するためにじっくり文章に向き合ったので普通に読むよりも深く内容について考えられたと思います。
記事の中で野生動物病院として最先端の技術が詰まった病院で、関係者だけでなく一般市民の意識を高めるために教育に力を入れていることがよくわかり、野生動物保護に対しての国全体の意識の高さを感じました。日本でも個人的なボランティアだけでなく、大きいコミュニティで野生動物を守れるようになる必要があると思いました。今回新設される病院により、現状が緩和されればより良いケアを施せるのかなと思うとともに、なるべく収容される個体がいないことを願っています。