総合トレーニングコース 詳細
野生動物保護総合トレーニングコースでは、今までの基礎・応用トレーニングコースで行っていた主要研修先にて海洋及び陸上動物・自然環境保護や飼育管理及び動物福祉等、総合的に多方面からアプローチし、幅広く実践的にオーストラリアの野生動物を取り巻く海洋/陸上環境の知識や技術を習得していただける2in1コースです。海洋については、オーストラリアで最も権威のある大学のひとつであるクィーンズランド大学の協力のもと、ブリスベン沖モートン湾に位置する世界最大級の砂の島・ノースストラッドブローク島にある大学施設、モートンベイ海洋研究センターを基点に海洋環境及び生物の保護について知識を深めます。陸上については、クィーンズランド州立施設であるデイビッド フレイ野生動物公園にてオーストラリア固有の野生動物たちの特性や保護の実態、飼育管理等を実践的に学びます。カランビン野生動物保護区及び世界でも有数の患畜数を持つ野生動物専門病院においては、日本では経験できないオーストラリアの主な希少野生動物(有袋類、単孔類)の解剖や生態などの基本的な知識、その保護、健康管理、動物福祉などの基礎について講義と実習から学びます。さらに自然保護公園にて野生のコアラ、カンガルーの臨床調査 (フィールドワーク)にも参加いただきます。
また、ゴールドコースト・シーワールド水族館にて研究に携わる研究者をお招きし、海洋の重要な資源であるクラゲの生態・養殖についてワークショップを実施し、観察・体験的に学びます。そして、AJWCEFのSDGsセミナーを通して環境や野生動物保護、動物福祉について考え、都市に生息する野生動物と人との共存についても検討していきます。
主な見学施設
1. University of Queensland Moreton Bay Research Station
クィーンズランド大学 モートンベイ海洋研究センター
2.David Fleay Wildlife Park
クィーンズランド州立 デイビッド フレイ野生動物公園
3. Currumbin Wildlife Sanctuary and Wildlife Hospital(National Trust)
カランビン野生動物保護区及び、野生動物専門病院
4. Coombabah Lake Conservation Park
クンババレイク保護公園
※実習施設はやむを得ない事情により変更になることがあります。
主な講義内容
1. モートン湾のウミガメと海洋のごみ
2. 気候変動の海洋生態系に及ぼす影響
3. イルカ、クジラ、ジュゴンの生物学的特徴
4. オーストラリア固有飼育動物の管理
5.絶滅を危惧される野生動物の捕獲下での管理と繁殖
6.人的要因による野生動物や生態系への影響
7. 人と野生動物の共存
8. 動物福祉と倫理
※講義内容はやむを得ない事情/状況により変更になることがあります。
※講義中は必要に応じ日本語に通訳いたします。
実習内容例
1.海洋プランクトンの調査
2.岩礁海岸の生物学
3.干潟の生物探索
4.海洋生物、特に海洋哺乳類の探索
5.オーストラリアの野生動物(絶滅危惧や希少の有袋類や単孔類を含む)保護及び救護
6.オーストラリアの固有動物(有袋類、単孔類、鳥類、爬虫類など))の飼育管理全般
7.コアラなど有袋類やオーストラリア野生動物の単純解剖実習
8.動物園動物の行動観察と分析(コアラの発情診断など)
9.動物園動物のためのエンリッチメント
10.猛禽類・野鳥フライトショー見学
11.クラゲの生態学および養殖
12.野生コアラの生息調査
※実習内容はやむを得ない事情/状況により変更になることがあります。
※実習中は必要に応じ日本語に通訳いたします。
募集対象
18歳以上の方であれば特に制限はありません。野生動物や自然環境保護の知識や経験があまりなく、基礎から学びたい大学生・専門学校生等や一般の方から、ご経験者まで広くご応募いただけます。