健康証明書 2020年11月24日
2020/11/24
『A clean bill of health』(英文PDF)
Courier Mail 2020年2月20日
Cormac Pearson記
担当:Togy94
《要約》
たった1匹で寄生虫にまみれて脱水症状を起こしてた若いカモノハシのJarrahは
あとわずかで死んでしまうところだった。
Walkabout Creek ディスカバリーセンターにてクイーンズランドパークと野生動物サービスの責任者のレンジャー(監視員)であるJason Flesserは、小さな哺乳類の命は天秤にかけられていたと言う。
カモノハシはとてもかわいそうな状態であった。彼はハエの卵にまみれていて、ハエたちは何かが瀕死の状態にあるのではないかとそのカモノハシの周りを飛びまわっていたとJasonは語った。
そのカモノハシは地元の住民の家の下で発見され、Enoggera(ブリスベンの郊外)にあるWalkabout Creek Discovery Centreに移される前にCurrumbin野生動物病院に連れて行かれた。
カモノハシは本当によくなっています、野生に返すことが出来そうな様子です。とMr. Flesserは言った。
彼がかなり小さな哺乳類として救助された時からおよそ2倍の体重になりました。
私たちは彼に、カモノハシにとっては豪華な食事なのですが、‘ミミズと小さなザリガニとを選べるような食事を与えるようにしましたとMr Flesserは言った。
Flesserが言うには、Jarrahがレンジャーにお世話されるようなって以来、この環境に慣れ始めてきている。このカモノハシはタオルを交換する時、以前は唸っていたのだが、今はそんなことはなく、我々と親しい仲にあります。
もし、すべてが計画通りにすすむなら、Jarrahは1.2kgまでになり、14歳くらいまで生きることでしょう。
~感想~
発見されたときはかなり悪い状態でしたが、諦めずに懸命な救助のおかげで野生に復帰できるほど回復してよかったです。このような小さな命が誰かの考えを変えてくれるきっかけとなって次に繋いでいけたら嬉しく思いますね。カモノハシは、建築物の増加で住処が減っており追いやられるという記事を目にしたことがあります。そういった環境の変化も、今回の記事のような悲しい出来事を引き起こしてしまうのだなと感じました。